わっくわくブログ

2019.10.18

【SEO】ページ読み込み速度は検索順位にどれほど影響するのか?


Googleがスピードアップデートを開始したのが2018年7月です。


これまでのPCに加えて、モバイル検索のランキング要素の一つにページ読み込み速度を使用するということです。

出典元:Googleウェブマスター向け公式ブログ


1年以上経過し、ページ読み込み速度は検索順位にどれほど影響するのか?と感じる方も多いことでしょう。


この疑問について特定のキーワードで検証した結果を記事にしています。

2分で完読できます。


もくじ

極端に遅くなければ大して影響はない


結論から言えば、「大して影響はない」と言えるでしょう。


しかし、ページ読み込み速度が極端に遅い場合は別です。


というのも、Googleは最初から次のように述べていました。


ユーザーに本当に遅い体験を提供しているようなページについてのみ影響し、ごくわずかな割合のクエリにしか影響しません”


ですから「本当に遅い」場合は改善をしていく必要があるでしょう。



どれくらいが「遅い」のか?


では、どれくらいが「本当に遅い」のでしょうか。


この点を直接示す判断基準は公開されていません。


Googleも次のように述べています。

ページがこの新しいランキング要素の影響を受けるかどうかを直接示すツールはありません”

しかし、ページのパフォーマンスを評価するために使用できるリソース”として、以下のものが紹介されています。



PageSpeed Insights(PSI)

Chrome のユーザー エクスペリエンス レポートのデータを利用してページがどのくらいのパフォーマンスを発揮しているかを示し、その最適化を提案するツール




URLを入力して「分析」すると、以下のような結果が出ます。




PSIを使えば、分析結果として「改善できる項目」や「診断」結果がわかるので役立ちます。また、パソコンとモバイル両方の数値が出るので助かります。


画像では、パソコンでのスピードが77となっており、平均(オレンジ色)として表示されています。






別のツールとして以下のものがあります。


Tast My Site

Googleがモバイルサイトのスピードアップを実現するためのテストツールとして提供しています。



ドメインを入力しテストすれば、以下のような結果が表示されます。



Test My Siteを使えば、「ページの速度を最適化する」という項目の中で、ページの表示速度を短縮するための修正点を確認できます。

画像のように、3.4秒で「遅い」と判定されます。ちなみに、PageSpeed Insightsではモバイルのスピードが90以上のサイトです。


1秒台でも「平均」ですから、かなり厳しめの判定という印象です。


Googleは次のように言っています。

”ご自身のモバイルサイトの読み込み速度は、どのくらいの長さかご存知ですか?サイトによって 5 秒、10 秒など様々な読み込み時間が見受けられます。 数秒というとわずかな差にも聞こえますが、モバイルの世界では、この差がユーザーがサイトに留まるか、離脱するかを左右します。事実、大半のサイトは訪問者の半数を読み込み中に失っており 、また、モバイルサイトを閲覧しているユーザーの 46% が、最も不満に感じることにページの読み込みが遅いことを上げています”

出典元:Test My Site 日本語版




しかし、スピードアップデートにおける「本当に遅い」には当てはまらないと思われます。

なぜでしょうか?


次の検証結果を見てみましょう。





検索順位 上位1~10位で検証


特定のキーワードで、Google検索 上位1~10位までのページスピードを検証してみます。

使用するツールは、PageSpeed Insightsです。

とても興味深い結果が出ました。


なんと上位10サイト中6ページが、PSIのモバイルでのスピードテストで20以下(遅い)という評価でした。


上位4サイトがいずれも低い数字であることも注目できます。


他のキーワードで検証してみても、ページ読み込み速度が検索順位に大きく影響していないことがわかりました。


まとめ


いかがだったでしょうか。


ページ読み込み速度は検索順位にどれほど影響するのかを検証してみました。


結果は、極端に遅い場合を除いて「大して影響はない」ということでした。


このことからしても、やはり大切なのはコンテンツの充実やユーザにとって必要とする情報を提供することと言えるでしょう。


SEOは Search Engine Optimization の略ですが、本質は Search Experience Optimization 、つまりユーザーのための検索体験の最適化ということに尽きます。


もちろん、この最適化にページ読み込み速度が関係してきますが、今のところ大きな影響は出ていないというのが現状です。

この記事が、SEOに取り組まれる皆さまの少しでもお役に立てばと思っています。


今回もお付き合いいただきありがとうございました。



2019.09.18

【Google広告】祝日や連休に広告を表示させない方法とは?



Google Adwords(従来版)がGoogle広告(リニューアル版)へ変更されて、1年以上が経過しました。


しかし、まだまだ使い方に慣れないという方もおられるかもしれません。

今回はリニューアル版で「自動化ルール」の設定方法を簡単に説明しています。

BtoBでは多くの企業が休業となる祝日や大型連休に、無駄に広告が表示されることによるコストを削減したいものです。

この記事では、祝日や連休に広告を一時停止し、休業日明けに再表示させる方法を解説しています。


「自動化ルール」の機能を使った経費削減術を2分ほどで知ることができます。




もくじ

広告のスケジュールでは対応できない部分をカバーする




普段は「広告のスケジュール」機能を用いて、広告を表示する曜日や時間を設定しますが、祝日や大型連休などイレギュラーなケースの場合、どのように設定すると良いでしょうか。


Google広告は、今のところ会社の休日カレンダーと連動させて広告の表示・非表示を設定することができません。


もちろん、コーポレートサイトなどからトピックスやブログ記事で休業日に関する情報を発信するかもしれません。


しかし、休業日でも広告が表示されるならどうなるでしょうか?

広告を見たお客さまからの問い合わせが生じ得ます。


休業日のため会社はにはだれもおらず、特にお電話でのお問い合わせなどに対応できないということになりかねません。


Google広告の「自動化ルール」機能は、こうしたケースで助けになります。



「広告のスケジュール」では対応できない部分をカバーすることができるからです。





「自動化ルール」の設定


今回は、例として”月曜日の祝日”に広告を表示させないようにするルールを設定していきます。

簡単に言えば、次の2つのルール設定をするだけです。

1.広告を「一時停止」する日時の設定

2.広告を再び「有効」にする日時の設定



では、実際に設定していきましょう。



Google広告の画面右上(アカウント情報の左)にある「ツールと設定」から、「一括操作」内の「ルール」を選択します。


 をクリックするとルールを設定できるカテゴリーが表示されます。




今回はキャンペーン単位でルール設定します。

つまり、同一キャンペーン内のすべての広告を一定期間表示させないようにするということです。


広告を「一時停止」する日時の設定


キャンペーンの新しいルールを作成



まず「ルールの種類」を選びます。

前述の通り、広告を一時停止する日時を設定します。

ドロップダウンボックスから「キャンペーンを一時停止する」を選択してください。


設定画面が展開します。



キャンペーンに適用


「キャンペーンに適用」の部分で、どのキャンペーンに対してルール設定するかを選択します。


今回は特定のキャンペーンだけを一時停止したいので「キャンペーンを選択」にチェックを入れ、「わっくわくホームページ」というキャンペーンを選択しています。


要件

「要件」とは、自動化ルールを設定するための詳細な条件のことです。


今回は特定のキャンペーン全体を一時停止しますので、要件設定はしていません。


しかし、要件機能を活用すればかなり詳細な部分までルールを設定できます。

例:コンバージョンが3回未満であることを要件とし、キーワードを一時停止する自動化ルールを作成できます。このルールが適用されると、コンバージョンが3回未満のキーワードだけが一時停止されるようになります。

こうした要件は、1つでも複数でも設定できます。

今回の設定では「自動化ルール」機能のほんの一部を利用しているということがご理解いただけると思います。



アクションの実施頻度を設定




ここでは「頻度」「結果をメールで通知」「ルール名」を設定します。


頻度

今回は、9月23日(月・祝)にのみ広告を一時停止する設定です。

そのため、頻度は「1回」を選択します。

画像のキャンペーンでは「広告のスケージュール」により午前9:00以降から広告が表示されるようになっていますので、時間は「9:00」を選択してあります。

広告が24時間表示される設定になっているのであれば、時間は「0:00」からを選択します。


注意:

自動化ルールが実行されるまでにいくらかのタイムラグが生じます。Google広告の電話サポートによると設定時間から平均して20~30分くらいのラグが生じるとのことでした。特定の時間以降表示させたくない場合は、このタイムラグを考慮して少し前の時間に設定しておくことをお勧めいたします。いつ実行されたかを確認するために、後述の「結果をメールで通知」設定で「このルールが実行されるたび」を選択しておけます。実際にルールが実行された時間にメールが届くため確認が可能です。

「データの使用期間」については、「要件」を設定した場合に重要です。どの期間のデータに基づいて要件を判断するかが決まるからです。今回は「要件」を設定していないため「前日」で特に問題ありません。



結果をメールで通知

ルールの実行やエラーに関するメールを受け取ることができます。

ドロップダウンボックスにある以下の4つの中から選択できます。

・このルールが実行されるたび

・変更やエラーがある場合のみ

・エラーがある場合のみ

・メールを送信しない


Google広告で設定されているアカウントのメールアドレスにメール送信されます。


ルール名

設定後の確認画面やメールでの通知の際に使用されます。

わかりやすいものを設定しておきましょう。



最後に  をクリックします。


ここまでで広告を「一時停止」させる日時の設定が完了です。

次に、休業日(祝日)明けに自動で広告を表示させるルールを設定していきます。





広告を再び「有効」にする日時の設定


広告を再び「有効」にする日時の設定も簡単です。

「自動化ルール」の設定で説明しましたように、新たなルールをもう一つ設定していきます。



今度は「ルールの種類」で「キャンペーンを有効にする」を選択してください。

「一時停止」した広告を、もう一度表示させるためです。



「アクションの実施頻度を設定」から、広告を再び「有効」にしたい日時を設定していきます。

上図のように「頻度」「結果をメールで通知」「ルール名」を入力します。

最後に  をクリックして完了です。



「ツールと設定」から「一括操作」内の「ルール」を確認すると、以下のような画面で設定を確認できます。


大型連休の場合は、再び「有効」にする日時の設定を連休明けの営業日にすればOKです。



まとめ



いかがでしたか?


今回は祝日や連休にGoogle広告を表示させない方法について簡単解説してきました。

ポイントは、2つのルールを設定するだけです。

1.広告を「一時停止」する日時の設定

2.広告を再び「有効」にする日時の設定


「自動化ルール」設定という機能を使えば簡単に設定でき、「広告のスケジュール」では対応できない部分をカバーできます。


広告費の無駄をはぶいて、最適なアプローチをすることによりコンバージョンを獲得していきたいですね。


この記事が皆さまの一助となれば幸いです。


今回もお付き合いいただき、ありがとうございました。





2019.09.11

Google広告でレスポンシブ検索広告を設定する方法


Google広告を出稿してから、最適化案に上がってくる提案の中に「レスポンシブ検索広告」があります。

・レスポンシブ検索広告って何?

・どんなメリットがあるの?

・どうやって設定するの?

こうした疑問をお持ちなら、この記事から答えが得られます。

3分もあれば、だれでも簡単にできるレスポンシブ検索広告の設定方法がわかります。


もくじ

最適化案に上がってきた「レスポンシブ検索広告」



時折通知されるGoogle広告の最適化案ですが、今回「レスポンシブ検索広告の追加」について上がってきました。


レスポンシブ広告を作成すれば、「より関連性の高い広告をユーザーに表示できるようになります」と書かれています。


そもそも「レスポンシブ検索広告」とはどんなものなのでしょうか?



レスポンシブ検索広告 とは?


簡単に言えば…

複数の見出しや説明文を設定しておくと、Googleが自動で最も効果が出る組み合わせの表示をしてくれる広告といえます。



広告の構成は、おもに以下の3つです。



①表示URL 

②広告見出し

③説明文



似たような広告として「拡張テキスト広告」があります。イメージとして、拡張テキスト広告を補うものが「レスポンシブ検索広告」といえます。

広告グループごとに2つ以上の拡張テキスト広告と1つのレスポンシブ検索広告を設定することが、Google広告ヘルプでも勧められています。



メリット





1.デバイスの幅に合わせた柔軟な広告を作成できる

スマホ、タブレット、PCなど、様々なディバイスの幅に応じた最適な広告が作成されるので、より広いスペースに広告を掲載できるよう自動表示されます。このメリットが”レスポンシブ”検索広告と呼ばれる由縁です。見込み客に強いメッセージで訴求できるというわけです。




2.時間の短縮になる

複数の見出しや説明文を設定しておけば、ユーザーに最も関連性の高い組み合わせの広告が自動表示されます。自分で広告のパターンをいくつも考えABテストをして…といった面倒な過程を省略できます。




3.様々な検索ワードで広告が表示されるようになる

見出しや説明文が複数設定されることで、様々な検索ワードに対する一致率が高まります。そのためオークションで入札数が増えるので、より多くの見込み客にアプローチできるようになります。設定しなければ得られなかったクリックやコンバージョンを獲得できるというわけです。




設定方法


最適化案に上がってきているなら、そこから設定していけますが、そうでなければ、左メニューの「広告と広告表示オプション」から設定します。


 をクリックし「レスポンシブ検索広告」を選択します。





設定したいキャンペーン、広告グループを選択します。




設定項目

表示URL:15文字以内(2つまで設定可)

ドメインは自動入力されています。それとは別にランディングページなどのURLを設定できます。



広告見出し:30文字以内(3~15個まで設定)




説明文:90文字以内(最大4つまで設定可)




Google広告ヘルプを見ると、詳細な説明があります。


・広告ごとに最大3つの広告見出しと2つの説明文が選ばれ、表示される

・類似するフレーズを含まない独自性のある広告見出しを5つ以上指定すると良い(最大15見出しまで設定可)


など、注意点やヒントが載せられています。一度チェックしておくと助けになります。

レスポンシブ検索広告(ベータ版)について

レスポンシブ検索広告を作成する




広告の有効性とプレビュー

広告の有効性

画面右上に広告の有効性についての評価が表示されます。





「平均的」「優良」といった評価があります。未入力の場合は「未完了」となっています。

見出しや説明文を入力するたびに評価が更新されていくので、「優良」となるよう設定していきましょう。


プレビュー

画面右下に広告プレビューが表示されます。




>マーク(赤囲み)をクリックすれば、様々な組み合わせのパターンを確認できます。



最後に最下部にある  をクリックします。


「広告と広告表示オプション」で設定を確認すると、ステータスは「審査中」になりますが、しばらくしてリロードすると結果が表示されます。「承認済み」となれば投稿完了です。




最適化案を確認



上述のように設定すれば、すぐに「最適化スコア」は100%になりました。

※他の最適化案が提案されている場合は、この限りではありません。


まとめ


今回は「レスポンシブ検索広告」の設定方法について書いてきました。

Google広告を出してから様々な最適化案が提案されてきましたが、これまでの経験を通して感じるのは、Google広告の最適化案に応じて設定するのが一番結果が出るという印象です。

Googleの広告なので、それも当たり前なのかもしれませんが…。

この記事がGoogle広告から成果を得ようとされる皆さまのお役に立つことを願っています。

今回もお付き合いいただきありがとうございました。



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